3月の3連休初日、神保町散歩へ出掛けた。
トレンチコートで十分なくらい暖かなお散歩日和。
もともと夫の土曜出勤が確定しており、日月は休みだけれど彼の激務っぷりから家の近所でのんびり過ごすことが分かっていたため、せめて1人の土曜日だけでもアクティブに動く予定だった。
本当は喫茶店開拓で東武東上線沿いか大森蒲田方面に出掛けようか、久しぶりにどこか美術館の展示を見に行こうか、考えていた。
しかし週末直前に抱えきれないほどの悲しみを負ってしまい、とてもじゃないが新しい情報を頭に入れて楽しむ余裕がない状況。
それでもせっかくの3連休初日で晴れそうだし、平日の運動不足は解消したいし、家に1人でいるとそれはそれで辛くなりそうだし、と欲張りな気持ちで選んだ出先が神保町だった。
神保町は学生時代のアルバイト先のあった街である。
週4〜5でシフトに入っており、勤務時間が長かったこともあってかなりの時間を過ごしたほぼホームタウン。
遊びにいくのは2020年10月に夫と行ったぶり!
JR御茶ノ水駅からのんびり歩いて神保町方面へ
喫茶店でモーニングするつもりが、神保町のお店はどこもスタートがゆっくりだったのでお昼ご飯としてうどんの丸香に開店前チャレンジすることに。
お店のお達しにしたがって10:40ぴったりから並ぶ。瞬く間に大行列になっていてびっくり。
学生時代にバイト前や休憩中にふらっと行けていたのは贅沢だったのだな、、としみじみ。
以前は月見山ばかりだったけどこの変わり種の虜になってからこればっかり、、、
カルピスバターという、カルピスを作る過程でできる乳脂肪分が使われているさっぱりめのバターと、釜玉うどん、それに特製ブレンドのGABANの組み合わせが至高。
かしわ天は胸肉ともも肉各1つずつついてきて、だし醤油を少しかけて食べると絶品!
お腹いっぱいになったところでもう少しお散歩。
完全にリサーチ不足だったのだが、この日は神保町古本まつりのど真ん中。
なんだか人も多くて道にたくさんのワゴンが出ているわけだ。
ちらっと見たけど、美術展の図録が1000円ほどで売っているのが新しい発見だった。
今回は気になるものがなかったので買わなかったけど、図録ってそんな何回も読むものでもないから状態いいだろうし、またゆっくり探してみたい。
午後はのんびり喫茶店で読書のつもりだったのだけど、古本まつり効果かどこも開店前から並んでて驚き、、
さぼうるは臨時休業だし、、
というわけで学士会館の談話室して休憩することに。
ここは私的神保町の穴場!
飲食はできないけどクラシックな空間で贅沢にゆっくりできる。そして無料!
館内はこんな感じ。
少しお腹がすいたので神保町をぐるっと回って御茶ノ水方面へ戻ることに。
桜が咲いていたり、
気になる看板建築を見つけたり、
柴犬が可愛かったり、
銅板建築と、好きなエリアの老舗たち。
3枚目の竹むらというお店、甘味処なことを初めて知る。あんこう鍋のお店みたいに高級店で敷居高いんだろうなあと思ってたから嬉しい発見。
この時はお腹いっぱいだったから入らなかったけどぜひリベンジしたい。
写真はないけど、純喫茶ショパンや東京豆花工房もこのすぐ近く。
ショパンはアンプレスが絶品だよね、、
マツコの知らない世界に出てしまったのでしばらく混んでそうで残念。
東京豆花工房もほんとは行く予定だったけど前述の通りお腹に余裕がなかったので断念。
トッピング全部乗せやりたいなあ。
そんなこんなで曇ってきたし足も疲れてきたので御茶ノ水から自宅まで帰路についた。
この日は13000歩!
普段平日2000歩ほどしか歩かないのでかなりよい感じ。
久しぶりに1人で行動したけど、こういうのもやはりいいものである。
結婚してから基本的に夫とずっと一緒にいるけれど、それ以前はこれが普通だったんだよなあとしみじみ。
2人でいる時間はもちろん楽しく充実しているけれど、1人でも同じくらい楽しめるようでありたいな思うのでした。